中級編11

 階層って何だ
   階層=ディレクトリを理解しよう。


ここまでの説明で、フォルダとか階層とかディレクトリとか言って来ました。ここらでキチンと理解しておきましょうか。

これまでフォルダを使うように説明してきました。ホームページ専用フォルダで myHP とか。 画像を整理して入れておく為の pict など。フォルダの中にフォルダを作って整理しましたね。
左の図で示せば、@ myHP ならば、AまたはB pict ということになります。
現在のHTML文が@に入っているとして、画像表示させる場合に画像データが@に入っているのかAまたはBにはいっているのか、それで 書式の書き方が変わりますよね。
HTML文と画像データが同じフォルダに入っている状態を 同じ階層 にあると言います。 画像表示のタグを思い出して下さい。同じ階層に画像データがある場合のタグは下記の通りでしたね。

<img src="〇〇〇.jpg">
HTML文がフォルダ@にあって、画像データがフォルダBpictに入っている場合は下記の通り。

<img src="pict/〇〇〇.jpg">
ではでは、フォルダBpictの中にフォルダCpict2というフォルダがあって、 そこに表示したいデータがある場合はどうなるでしょう。答えは下記の通りです。

<img src="pict/pict2/〇〇〇.jpg">
パソコンの中のフォルダがサーバーにアップロードされた瞬間に 階層 という概念にシフトします。 このフォルダの使い方が 階層 のマスターに繋がるので、しっかり理解下さい。

ホームページのアドレスという面から階層を理解しましょうか。サーバーにアップロードしたホームページには アドレス即ち住所( URL )があります。このホームページ作成道場で言えば、住所(URL)は、 https://misteroz.net/HPschool/index.htmlとなります。
上の図との連動で言えば、フォルダ@がhttps://misteroz.net/の個人サーバーエリアを指します。 フォルダAがhttps://misteroz.net/HPschool/のところ。 index.htmlが読みだすファイルとなります。
正式名で言い換えると、https:はプロトコル名、misteroz.netはホスト名ドメイン名、 HPschoolがディレクトリになります。
少し難しいでしょうか。要するにパソコンでデータを整理する為に小分けしたフォルダがサーバーでは ディレクトリ=階層になる点がポイントです。

ちょっとイレギュラーですが、最初の図のCにHTML文が置いてあって、画像データがBにある場合の画像表示書式はどう書けば良いでしょう。 HTML文がAで画像データが@でも同じです。その時は

<img src="../〇〇〇.jpg">
と書きます。階層をさかのぼる感じですね。これも知っておいて下さい。

フォルダ、階層、ディレクトリ、サーバー。こういった言葉の関係性を理解しておきましょう。

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