CGIの基礎知識 まずは、掲示板やチャットに必要なキーワードを理解しよう。 ホームページ公開後の楽しみは、こちらから一方的にコンテンツを見せるだけではなく、訪問者との双方向なやり取りが醍醐味になってきます。 例としては、掲示板やチャットやブログなどなど。 スマホでLINEというアプリを使いこなしておられたら、用途イメージは湧きますよね。 双方向、インタラクティブに情報交換するなんて実に楽しいものです。 それをホームページ上で動作させるのがCGIと呼ばれるインターフェイスです。 Common Gateway Interface略してCGI。辞書的には「クライアント側のWebブラウザの要求に応じてWebサーバが 外部プログラムを呼び出して、 その実行結果がHTTPを介してクライアントのWebブラウザに送信される仕組みのこと」となります。少々小難しいかな。 ホームページ運営側も訪問者も意見を書き込んだり、ゲームのように得点を競ったり、サーバー側にデータを残したりするのがCGIの特長。 それだけにプログラムエラーがサーバーダウンといったトラブルに繋がる場合もあります。 高度なだけに危険性も高いと認識しておくことが大事ですね。 CGIは作るというよりも作られて公開されているCGIを設置して使うことを主眼に置きましょう。 それで十分にプロ級ですので。 ここまでホームページを動かす言語と言えばHTMLでしたので、その文書の拡張子は.htmlでした。 今回登場したCGIは拡張子が.cgiになります。当たり前ですね。(^^) 設置するだけでプロ級と言いましたので、アップロードするだけで簡単そうですが、ここに1つ重要な点があります。 パーミッションというものが現れます。 許可・許諾・認可という英単語ですが、ホームページ運営上ではアクセス権と認識下さい。 サーバーに対するアクセス権です。上記の通り、意見を書き込んだり、成績表を残したりということで、サーバーに影響を与える訳です。 プログラムエラーがトラブルに繋がるのは、ここに理由があります。 ということは誰でも何でも書き込むことを許すという訳には行かないので、サーバーに於いて CGIが許されている動作は何かを決めます。 それがパーミッションであり、CGIをアップロードする時にパーミッションも設定します。如何にCGIが適切でもパーミッションの 設定間違いがあるとCGIは動きません。 説明が長々と失礼しました。大事なことは2点、CGIとパーミッションです。 これをご理解頂かないとインタラクティブなホームページは手に入りませんので。 この項では双方向な動きに必要なキーワードは何かを習得して下さい。 下段のmain pointを十分にご理解願います。
・CGIがインタラクティブなページを実現する高度なインターフェイスです。 ・CGIの自作を狙う前にネットで公開されているCGIの設置をマスターしましょう。 ・CGIのアップロードにはパーミッション設定が重要となります。 ・公開CGIのサイトでは概ねパーミッション設定値が説明されています。 ・レンタルサーバーによってはCGI設置を許可していない場合もあります。
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