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> 派遣会社の倒産が激増とのニュースを目にした。 > https://hrog.net/wp-content/uploads/2026/02/image-31.jpeg > 企業側の人件費低減と就労者側の柔軟なライフスタイルが相まって1990年代半ばから一気に増えた雇用形態。当方が現役の2010年頃でも経営トップから非正規社員採用率を上げろとの号令が掛かったものである。ある経営会議で製造責任者が「非正規社員比率が高いので生産量3割減少しても工場は乗り切れる」と発言した。製造部門経営経験から「そんなことは絶対にあり得ない/1割生産減でも存続の危機が来る」と激高抗議した。会議後に廊下で経営トップから「あんたは言い過ぎだ」と叱責を受けたが、製造責任者の発言が誤りであることを主張し続けたものだ。生産量が落ちたら非正規社員を契約取り止めにして生き残れるという発想は安易である。人件費だけでなく材料や一般管理費や加工賃や歩留まり率などの細かな積み上げで構築されている製造原価と出荷価格。雑な概念で運営されては堪らない話なのだ。 > 昨今の派遣会社問題は社員の質という課題もあると聞く。職場経験の自由度とかライフスタイルの柔軟性で有能な人材が非正規分野に流れていた時代ではないのだろう。 > 人材不足と騒がれる世相にあって、経営者側にも安易な人員計画が存在していたことを思い出した次第。「人を育てることが経営者の仕事」と教えられた世代としては寂しくなるニュースであった。
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