行くぞ中級技-3 掲示板の設置は本当に簡単に出来るのかな。 『答え』 いよいよ、設置の御説明。まずは簡単な掲示板(BBS)から。 さて、準備は整いましたか。前項で言いましたように、掲示板を設置するためには、(1)CGIが使えるサーバー(プロバイダ)かどうか確認 (2)パーミッションという設定が必要であること この2つを確認されてますね? では早速、設置してみましょう。 掲示板のプログラムはフリーウェアが豊富にありますので、自分で作ろうと思わずに検索エンジンであたってみるなどで、お気に入りを探します。 今回はKENT WEBさんのところから掲示板プログラム(COM BOARD)をお借りして設置しましょう。(私が質問をお受けしているBBSもComBoardです。) ←クリックするとダウンロード出来るサイトへ飛びます。 このプログラムに関しては、詳しい設置方法もリンク先に書かれてますから、ここではCGI設置の基本だけ言いましょう。 まず最初に「jcode.pl」というものがあります。これはCGIを使う場合には必須です。但し、そのディレクトリに1個あれば良いので、既にCGIを稼動させている方やプロバイダ側で設置済みの時は不要です。 ダウンロードされたうちの「combbs.cgi」これが掲示板のプログラム本体です。「combbs.log」これが掲示板のデータを格納しておくファイルです。今回の掲示板CGIは、この3個だけで稼動します。 ここで注目は拡張子。cgiとかlogやらpl等が出てきましたね。この拡張子とパーミッション(権限設定)に関係があります。 このあたりを詳しくお勉強したい方は専門サイトへ行かれるとして、本講の生徒である超初心者から中級にお進み方は単純に覚えるだけにしましょう。 『パーミッション=拡張子がcgiとかplなどのプログラム本体は755、拡張子logやdatなどのデータファイルは666』です。(あくまで原則です。但し、jcode plはパーミッション設定不要の場合が多いです。) 例外等はダウンロードしに行かれたサイトに書かれてますので、注意深くチェック願います。 先程のダウンロードサイトに書かれている通りのプログラムの修正を行ってから、いよいよ3つのファイルを御自身のサーバーへ転送する訳です。
Perlが分からない場合はサーバー管理者(プロバイダ等)に確認しましょう (大抵は変更なしで上手く行くと思いますが)。 転送時の注意。CGI関連のファイル(プログラムもデータも)すべてテキストモードで転送して下さい。ここを間違うと先でうまく稼動しない場合が出てきますので。 ここまで、覚えましたか? ここでこの項は概ね出来上がりです。 残るはパーミッション(アクセス権)設定ですね。CGIを扱うには必須の作業です。
両サイトともにビジュアルに解説されていますので是非御覧下さい。FFFTPをご利用の方はNextFTPと殆ど同じですので。 さあさぁ、すべてが順調に終わったら、cgiプログラム「combbs.cgi」にアクセスしてみましょう。 動け!動いてくれっ!(祈り)。
・解説の充実したFTPソフトを選ぶのも上手く進める為の大切なコツです。 ・jcode plはディレクトリ内にひとつあればOKです。 ・サーバーへの転送はテキストモードで。 ・転送後にパーミッション設定をすること。
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