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ビジネスに役立つトークネタ集です。

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jpg画像 果決(img32.jpg) -32- 果決

植物は枝を出し葉を茂らせて派生してゆく。しかし、あまり派生して枝葉が茂り過ぎると、木の生命力は衰える。そこで剪定する。植物には幹に精力を蓄積させようとする働きがある。その働きを最大化させて植物の生命力を高める為に必要以上の枝葉を切り落とすのである。陽明学者の安岡正篤氏はこれを「果決」と示した。
例えば、菊が10輪の花を咲かそうとしている時に見劣りする9輪を切る。思い切って剪定すること、それが「果決」である。成り行きで中途半端な花を咲かせるのではなく、ベストな大輪の花を咲かせることがビジネス上の重要な決断である。

●point
経営で言えば、10件の事業案に投資したい気持ちは分かる。しかしながら、それは投資過剰で起業財務体質を弱めることに繋がる。
成り行きを捨て、1つの事業案に集中投資することで投資の最大効果を引き出す。1件の大きな成果を導き出すことがリーダーの仕事である。その際に「果決」が求められる訳である。

2021/02/23
 
jpg画像 アムンゼン隊とスコット隊(img31.jpg) -31- アムンゼン隊とスコット隊


南極点到達を競ったアムンゼン(ノルウェー探検家)とスコット(イギリス海軍軍人)の明暗から学ぶことは多い。
世界最初の南極点一番乗りを目指したが、アムンゼン隊が1911年12月14日に到達して5名全員が無事に帰還。
一方のスコット隊は1ヶ月遅れて翌年1月17日到達で一番乗りならず。しかも、帰路の悪天候で全員が遭難死した。
アムンゼンは探検家らしく、年数をかけて用意周到に準備。隊員と作戦共有して各自の専門性を尊重した。
スコットは当時の軍人特有の個人名誉欲が勝っており、極地探検や操船の経験もないまま、隊員に自由を与えなかったと言われる。
8人分装備で5人体制で臨んだアムンゼン隊と直前に4名から1名増員したスコット隊の装備差や、ライバルに勝つことだけを念頭に置いたスコットと
危険が大きければ引き返せば良いと言っていたアムンゼンのリーダーの考え方の違いが結果の大差を生んだとも言われる。
ビジネスに置き換えても同じである。
大きな目標に向かう時は、「周到な計画/メンバーの専門性を活かす/十分な装備/安全最優先」を教訓としよう。

●point
南極大陸に先に到着したのはスコット隊。ところが、デポ作戦で躓いたと言われる。物資補給が出来ない行程で往復3000キロもの長距離移動を可能にする為に、
大量な物資を先回りして貯蔵しておく行動がデポ。雪上車が故障し、馬が倒れて行き、物資輸送が計画に遠く及ばなかったスコット隊。
一方のアムンゼン隊はエスキモー犬の特性を見抜いて大量に連れて行った、その数116匹。デポは計画以上に配置出来た。
人の技術だけでなく、装備品や人以外の準備したものへの考察や判断が重要ということである。
準備段階で結果は見えていたとは言い過ぎだろうか。

2021/02/09
 
jpg画像 過去は変えられる。(img30.jpg) -30- 過去は変えられる。

一般的には「過去と他人は変えられない」と言われて、言い換えると「未来と自分は変えられる」という前向きな姿勢を求められます。このフレーズは他責を否定して、何事も自責の気持ちで立ち向かえようというもの。
しかし、ここでは「過去は変えられる」と言いたい。正確に言えば、「過去の価値は変えられる」である。過去に起きた事実は事実。タイムマシンで戻る訳には行かない。営業が失注したのならば、それは事実。但し、そこからが成功者の違いが現れる。その失注原因やタイミングなどを精査。同じミスを繰り返さない工夫を講ずるかどうかで差が生ずる。
最大限失敗を最小化して、次なる成功の最大化に繋げることが出来れば、それは「過去の価値を変えた」ことになると言える。

●point
全てが成功するパーフェクトマンはいない。神でもミスをする。重要な点は、その後始末。起こってしまった失着をよき経験として次の成功要素に活用する姿勢が大事。それが叶えば、過去の失敗を「価値ある失敗」と価値転換出来るのである。

2020/10/02
 
jpg画像 船と帆と風(img29.jpg) -29- 船と帆と風

成功するチームの3要素。
皆が同じ船に乗っていることを理解する。バラバラの方向には進めない。全員が同じ方向に向かうことがチームの絶対条件。チーム運営は、そこから始まる。
船には帆が立っている。帆には目的やゴールが書かれている。何の為に何に向かって皆で船を進めるのか。言わば、ビジョンが帆になっている。
風とは何か。会社で言えば社員。チームメンバーが風。帆に風が吹かないと船は進まない。社員・メンバーの一致団結した活動が帆に風を当てる。そして、船は進む。

●point
「会社は船/帆は方針/風は社員」というフレーズでチーム全員の気持ちをひとつにすることが出来れば、船は1つの方向へ全速前進することが可能となる。

2020/08/23
 
jpg画像 木こりのジレンマ(img28.jpg) -28- 木こりのジレンマ

仕事熱心な木こりが今日は10本切って来た。翌日も頑張ったが8本の結果となった。次の日は早起きして日暮れまで切ったが6本と再び減ってしまった。
困り果てた木こりは親方に助言を求めた。すると親方は「斧はちゃんと研いでいるのか?」と尋ねた。木こりは「いえいえ。木を切るのに忙しくって、そんな時間はありませんよ」と返事。
木こりは刃こぼれした切れ具合の悪くなる一方の斧で木を伐り続けていた訳。道具の問題と認識出来なかった。
目の前のことに集中するのは良いが、冷静に道具を手入れすることを忘れてはならない。

●point
道具の手入れと同時に技術を磨くことなど、万全の準備があっての成果であること。遮二無二ガンバルだけでは成果が伸びないことを訓える寓話である。
成果が伴わなくなった時は冷静に環境整理してメンテナンスすることが大事という訓えでもある。

2020/03/30
 
jpg画像 凸凹理論(img27.jpg) -27- 凸凹理論

チームリーダーが心得ることは、凸凹を作ったり消したりすること。
ビジネス的に最繁忙期(稼ぎ時)と見たら、凸凹を徹底して消す。現場のメンバーが全力で業務に集中出来る環境を用意する。全力疾走に障害となるような物を排除、凸凹を消すことが最も重要。もう一歩言えば、上司は現場へ行かない。何か指示を出したり現場活動量が落ちることを避ける。この姿勢そのものが現場支援策。
一方で閑散期(需要低調時期)には凸凹を作る、あえてメンバーに障害を設ける。順風ではない時への備えとして、課題を設定して乗り越えさせる。教育時期だと認識すること。メンバーごとに次なる課題を見極める能力をリーダーが身に着けられるチャンスでもある。
状況に応じて、凸凹を作ったり消したり、これがリーダーに必要な凸凹理論である。

●ポイント
担当するビジネスの繁忙期閑散期という季節感を持つことが前提。その上でメンバーに応じた凸凹設定。メンバー以上にリーダーが育成教育の目線を強化出来る理論である。

2020/03/24
 
gif画像 準備(img26.gif) -26- 準備

準備したのに失敗したというコメントを聞く。大抵は言い訳で、準備不十分だと自認している場合が多い。
訓読みしてみれば、本当の「準備」が分かる。
「準」は「準える」と書いて「なぞらえる」と読む。過去の成功事例や失敗例を引用・点検して、傾向を掴むと同時に同じミスを防ぐ。
「備」は「備える」と書いて「そなえる」と読む。今度は起こる状況や変化に仮説を立てて、想定外を消し尽くす。
これが「準備」というものである。当方都合のシナリオを記憶することを準備と錯覚しているから、準備した積りなのに失敗したという言い訳に行きつく。訓読みで本当の言葉の意味に到達しよう。

●ポイント
「準備」は、まず「準える」ことで過去から学んで準備する。
次に、仮説を立てて未来に「備える」ことで想定外を消し去っておく。
これで「準備」が整う。

2020/02/16
 
null画像 君側の奸を討つ(なし) -25- 君側の奸を討つ

君側の奸(くんそくのかん)とは、君主の側で思うままに操って悪政へ誘導する家臣や部下のこと。そういう奸臣を倒す意味で、「君側の奸を討つ」という言葉がある。
西郷隆盛が西南戦争を起こしたのは、明治天皇の君側の奸が明治政府だった例と言われる。
しかし、海外では稀だと言われる。海外では、君主そのものを倒しに動くのが一般的だとか。日本史で君主そのものを討ったのは、明智光秀が挙兵した本能寺の変だけとされる。長らく謀反人の印象だった明智光秀が、実は有能で領地で善政の領主だったことが見直されて来ている。国を思い、君側の奸ではなく君主を討つ決断した武将だという再評価。そこは大河ドラマを観るとしようか。

●point
君側の奸を討つ、良し悪しは別として日本独特の政変手段と覚えておきたい。

2020/01/28
 
jpg画像 壷の話(img24.jpg) -24- 壷の話

ある高僧が弟子に壷を渡して、岩を入れさせた。そして問う。
「どうだ、壷は一杯になったか」賢い弟子は「いいえ」と応ずる。
そして、石を入れた。再び高僧は「一杯か」と問う。
弟子は「いいえ」と言い、砂を入れた。また問われて、次は水。
ようやく「これで一杯になりました」と言う弟子に高僧は
「では、全て壷から出して、逆の順番で入れてみよ」と言う。
水、砂、小石、ここで壷は一杯になって、岩が入らない。
「この壷が人間の能力である」と高僧の訓え。
何事も大きなモノから取り組むこと。小さなモノから取り組むと
肝心な大きな仕事が入らなくなる。
 
●point
ある書籍で出会った話。一日の業務スケジュールにも通じる。
キチンと仕事の段取りを組めば、一定時間に全て終えられる筈。
デスクワーカーにもフィールドワーカーにも通用する話として有効。

2013/09/23
 
jpg画像 疾風勁草(img23.jpg) -23- 疾風勁草

正確には「疾風知勁草(疾風に勁草を知る)」です。
強い強風・逆風が吹く時は辛いもの。弱い草は折れる。そういう時こそ、強い草(勁草)が分かるという意味です。強風即ち困難や試練に遭って、初めて強さの真価を知ることが出来る喩えです。

●Point
経営者には座右の銘にされている方も少なくない言葉。
単に部下指導の意味だけではなく、自身の能力を知る意味でも心に置いておくべきです。

2013/09/22
 

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